「まちをつくるしごと」白糠町建設業協会パンフレット

白糠町建設業協会様の創立50周年を記念して、建設業の役割と協会に所属する企業を紹介するパンフレットを制作しました。

過去を振り返るより未来につながるものを作りたい

2023年5月、白糠町建設協会の事務所にて初めて伺いました。
「今年で建設業協会を創立して50年になる。50年を振り返る記念誌を作るのが通例だが、過去を振り返るより未来につながるものを作りたい」と山根会長が言われたことにより、本プロジェクトがスタートしました。

コンセプトは、「建設業のイメージを白糠町からアップデートする」

担い手不足が深刻な課題となっている建設業界。20代の学生にアンケートを実施した結果、「きつい・危険・汚い」のいわゆる3Kや、背中を見て覚えるという古い体質、専門職ではないと就職できない、というイメージが色濃く残っていることが起因していることが見えてきました。

しかし、実際に働いている方の話を伺うと、現状はそのイメージと大きくかけ離れ、教育制度や福利厚生の充実、時間外労働はほとんどなく十分な休暇も確保されていることがわかりました。
また、道路や河川などのインフラを整備しているだけでなく、災害時における建設業の重要性も知ることになりました。

そこで「建設業のイメージを白糠町からアップデートする」をコンセプトに、パンフレット制作をスタート。
これを見た社員さんが家族から「いい仕事してるね!」友人から「転職したくなった」と言われている、そんな完成後のイメージをメンバーで共有しながら進行していきました。

イラストで表現した建設業の役割、「建設業のウワサ」と題した抱いている固定概念と実際のギャップ、働いている姿をイメージできるよう社員インタビューや1日の流れを見せた会社紹介などなど、盛りだくさんのパンフレットが出来上がりました。

このパンフレットは白糠町の4000戸に全戸配布されたほか、企業説明会での配布や釧路市のハローワークにも設置されています。

– MEMBER
Producer:名塚ちひろ
Designer:磯優子(文編図工室)
Artdirector:名塚ちひろ
Direcotor:須藤か志こ
Photographer:名塚ちひろ
Writer:宮部和圭菜 / 須藤か志こ
Illustrator:森野ひにち

– CLIENT
白糠町建設業協会

– Release
2023

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